| 冬景色のような色合いの鼠志野の麦藁角切筒向。 淡いグレーが冬空のようなやさしい色合いです。 懐石料理の折敷の奥に配置される筒向は別名「のぞき」とも言われます。 それは覗き込まないと中の料理が見えないから、どんな料理がそこにあるか覗いてみたくてうずうずしている私たちを、筒向のなかでひそやかに待っているお料理。 なんだか秘密めいています。 食器で楽しむという和の心の一端が垣間見える器なのかもしれません。 底のほうにちんまりとひそやかに盛り付けるのは、ちょっと変わった山海の珍味でもいいですし、酢のものや煮豆などやさしい雰囲気のお料理でもいいですね。 器を覗いたときの嬉しい驚きが筒向の醍醐味。 少々汁気の多いお料理や、お出汁の中に入っている料理などは口をつけて出汁ごとどうぞ。 また、黒糖プリンなどを入れてしっとりと落ち着いたモダンなデザートはいかがでしょうか。 角切と麦藁模様が器に豊かな表情を添えています。 |








